あと10年かそれ以上プログラマーを続けるためには、何よりもモチベーションが必要だと気がついた。具体的な目標やライバルを決め、その方向にガムシャラに突進するような何か。
それは定年までの残り十年をなんとか逃げ切って終わらせるような尻すぼみなものではない何かなはずだ。ではそれは何か?
・うちは下請けの会社で、親会社から、こういう製品を作ってくれと依頼されると作業するだけなので、こちらからこんなソフトを作りたいとか部品を使いたいと提案するのは困難だが、このブログで書いてきたことをまとめるとこの業界は下記のような方向に行くはずなので
少しでもそれに見合うように目標にすべきだ。
高齢なのにクビにならず、まだしぶとくこの仕事を続けているとすると、高い経験と技術を武器に仕事を進めているはずである。いくらIT業界が人手不足といっても、未経験の新人と同じレベルのソフトしか作れないようでは雇ってもらえないはずだ。だから経験と技術を武器にできるような分野を目指す必要がある。
Linuxは組み込み用OSとしては重要な選択肢になりつつある。自分の仕事でも何度か使ってるし、自分の携帯もAndoid=Linuxだ。ラズベリーパイのように安価なLinuxボードも今後どんどん発売されるだろう。
過去、組み込み系ハードは安く・小さくつくるため、最低限の機能を盛り込んだハードを製品毎に設計してきたが、ハードに詳しい技術者やハードに詳しいソフト屋は減少傾向にあり、今社内にいる年寄り技術者達の技術が継承されずに引退したら(その可能性は大だ)、今までの開発スタイルを続けたくとも、できなくなる時代が来る。
これに対しLSIの集積度はさらに向上を続けており、今後ますます小型で安価なLinuxボード(チップ??)が発売されシェアを伸ばすだろう。
その二点から推測すると、将来は組み込み系もLinuxのような汎用的なハードを中核に、周辺に物件固有のハードを付加して製品を製作する可能性がある。
ということで、めげずに組み込み系をがんばろう。しかしキツイなぁ。
近況としては、あとC#の入門書をみながらサンプルを打ち込んで動作確認しているが時間不足。また一回の勉強時間は2時間ぐらいとらないと・・しかも酒飲んでない状態で。
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