2015年4月11日土曜日

プログラミング言語の入門書を選ぼう

過去、C#の勉強をしたことがあるが実は教本選びに失敗して一回挫折している。

入門に使う教本は、当然ながら入門用に書かれた本でなければならない。大筋としては、開発ツールの入手(ダウンロード)→統合環境起動→”hello world”程度の簡単なアプリケーションの作成→だんだんといろんな機能を紹介する といった流れで記述されている本だ。ところが自分はページ数が多い方が丁寧に解説されているんだろうと思いこみ中身を確かめず買ってしまい、ふたを開けてみれば全機能を羅列した百科事典みたいなやつで勉強にならなかったのだ。そこでめげずに違う本を買うべきだったのだが、大枚はたいた後だったので、他の本を買うのが悔しくて買えずENDだった・・。

反省として、
①インターネット上で書評が簡単に検索できるので、ぜんぜんだめと書かれているものは除外する。
使用する言語処理系がCDで付属していることを確認する。入門書で使用するコンパイラのバージョンが古くて入手不能なものやコンパイラのインストール自体が困難なもの(GCC系のものに多いので注意!!)はやめたほうが良い。 書店には、そういう詐欺みたいな本があたりまえのように置かれている場合がある。ひどいものになると、統合環境の使い方はオンラインヘルプなど別なものを参照してくれ なんてのもある。統合環境が複雑でその解説が重要なのに!!

上記①と②は必須である。
さらに

③実物がたくさん並んでいる書店へスマホ持参で出向き、書評を確認したり言語処理系が添付されているかどうかを確認しながら、じっくり一時間程度は立ち読みし、内容をよく確認する。
 
それでもはなっから読者をだますつもりで書かれているものは一時間ぐらい立ち読みしてもわからない場合もあるのだが・・
 
④テキスト選びに失敗したら、さっさと古本屋に売り払い、別なテキストを買いなおす。いちいちめげない。テキストへの投資は結局数万円程度かかることを覚悟する。
 
また、お目にかかったことはないが、個人的に買えないような高価にものも困る。ちょっと脱線するが、かつてC++の勉強をしたときも、色々な困難があったが、
①オブジェクト指向の機能が複雑で覚えるのが大変。
②しかもウインドウを制御をする仕組みが難しい。OSから受信したメッセージを処理するとか。
③MFCをおぼえるのが大変(MFCの仕様が必ずしも適切でないことが関係あり)

とどめに、DRAWイベントを受信したら、アプリケーションの再描画を自分でやらなければならない。ということがわかって、そんなのやってられるか!!と腹を立ててしまったのだった。

継承とかカプセル化などのオブジェクト指向の文法は難しく、まじめにそれを解説をすると何百ページも費やしてしまうので、サラッとしか解説しない本もある。これはオブジェクト指向の言語に共通する問題だ。

とする。C#のテキストを買いに行こう。

2 件のコメント:

  1. C++自分も何度か挫折しました。あるときはC的に使ったり、MFCにもへこまされました。最近はdotnetであればC#に近いイメージで使えるかもです。でもC++はC++なので大変さはありますが、粘り強くやっていくしかないです。C#やVBとの連携やQtなんてのも面白い存在だと思います。

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  2. ブログしばらく更新してないうちに初コメントをいただいていたんですね。ありがとうございます。偶然ですが最近C++の物件をやった際のことも記事にしましたので、参考になればと思います。

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