自分は定年後、どんなソフトを開発しているのだろう? 趣味で作る場合と、仕事で作る場合の二通りで考えてみた。長くなってしまったので、二回にわけて投稿する。
趣味でソフトを開発する場合
趣味でソフトを作る場合は何を作っても良い。未経験なジャンルに挑戦するのも楽しいかもしれない。しかしながら、ここでのテーマは生涯続けることなので、半年やそこらで開発し終わってしまうものはだめだし、いたずらに長くて飽きてしまうものもだめ。そうだとすると、いくつも開発テーマを持っていて、次々と開発するのかもしれないし、またはライフワーク的な壮大なテーマを一つ持っていて、長期間作り続けるのかもしれない。ライフワークになるようなテーマは、おそらく複雑度が高く、ステップ数も大きい。少し作っては動かし、それを機能アップしていくような作業だろうか。しかしそういうテーマは簡単には見つからないだろう。今よりももっと情報を集め、何本も小さいソフトを作りながら、何なら自分につくれるか・作ってみたいかを考えるのかもしれないし、または既存のSVN化されたプロジェクトにデベロッパとして参加するのかもしれない。いずれにしても、おそらく収入にはならないので、多少なりとも人の役に立つプログラムで、他人に自慢でき(これ、重要!)、モチベーションが保てるものに限られるだろう。パッと思いつくのは、パソコン上で動作するフリーソフトやスマホ上で動作するアプリみたなものか。いずれにしても、たくさんの人が使っている機種向けで、かつソフトを世間に広く公開する仕組みが用意されているものが好ましい。ひょっとすると将来はWEB系にもフリーソフトってジャンルはあるのかもしれない。
また、人の役に立つもの・他人に自慢できるものを作るとなると、「他に人がまだ作っていないものを作る・他の人が作れないものが作れる」ことも重要だ。結果として、競争相手が少ないカテゴリを選ぶことも重要となるかもしれない。これは仕事にも通じるものがある。
定年まで残り10年。おそらくあっという間だ。その10年のうちに今よりももっと情報を集め、何本か小さいソフトを作ってみて、何なら自分に作れるか・作ってみたいかを考える。そして、定年後に作りたい開発テーマを見つけ、開発をスタートさせてから定年を迎える。そんな流れだろうか。逆に開発テーマが見つからないうちに定年を迎えてしまうと、こういうことは無理って感じがする。